愛し恋し　―乱太郎編―

長い間

逢えなくても平気だった

なのに・・・

なんで・・・

逢える日々が　増えるにつれて

逢えない日々が　こんなにも寂しいのかな

一目見て　あの時の人だとわかった

危ないところを助けてもらって

抱き締めてもらえた

知らなかった名前を知って言葉にした

それだけで嬉しくなった

愛し恋し　―利吉編―

長い間

傍にいなくても平気だった

なのに・・・

なんで・・・

傍にいられる日々が　増えるにつれて

傍にいられない日が　こんなにも辛いのだろう

大きくなっていたけど　あの子だとすぐ確信した

あの子を助けたい一心で

無意識に抱き締めていた

他の誰でもない

あの子に名前を呼ばれるだけで体温が上昇するのを感じる

利吉さん

やっと逢えましたね

利吉さんに逢えない日々は

朝も・・・

夜も・・・

寂しくて・・・

切なくて・・・

想うのはいつも利吉さんのことばかり

逢いたい　そう想うのは

私の我侭ですか？

遠く離れていても

私のことを想っていてくれていますか？

乱太郎

やっと逢えたな

乱太郎に逢えない日々は

朝も・・・

夜も・・・

寂しくて・・・

切なくて・・・

想うのはいつも乱太郎のことばかり

逢いたい　そう想うのは

私の勝手なのだろうか？

遠く離れていても

私のことを想っていてくれているか？

利吉さんに抱き締めてもらうのが大好きです

利吉さんの温もりが　

伝わってきて　安心できて

なにより

あぁ

今　利吉さんが

私の傍にいるんだと

とても　実感できるから

だけど・・・

利吉さんは　フリーの忍者だから

今は

まだ　私は　待つことしかできない

利吉さん

乱太郎を抱き締めるのが心地良い

乱太郎の温もりが

伝わってきて　安堵感をもたらす

なにより

あぁ

今　乱太郎が

私の腕の中にいるんだと

すごく　実感できるから

だけど・・・

乱太郎は　忍たまだから

今は

まだ　私は　連れて行けない

乱太郎

遠く離れていても

いつも

利吉さんのことを想っています

愛しくて・・・

恋しくて・・・

切なくなるくらい想っています

だから・・・

どうか・・・

怪我無く　無事に

私の元へ　帰って来て下さい

私は利吉さんのことが　泣きたくなるほど好きなんです

終了

遠く離れていても

いつも

乱太郎のことを想っているよ

愛しくて・・・

恋しくて・・・

寂しくなるくらい想っているよ

だから・・・

どうか・・・

花が綻ぶような笑顔で

私を乱太郎の元へ　迎え入れてくれ

私は乱太郎のことが　全てを奪いたい程好きなんだ

終了