雪見：きり丸視点

今日も無事バイト終了。

俺ってばすんごいね。

小銭が一枚二枚・・・・くぅ〜嬉しいね。

傍で乱太郎が何か言ってんな。

悪いな今俺はそれ所じゃないんだ。

俺の愛すべき小銭ちゃんたちを数えねぇとな。

まぁ乱太郎も愛してるがそれとこれとは別だ。

俺の小銭好きはもう身体の一部だかんな。

きり丸振り返る

さぁ〜てと小銭も数え終わったし。

っておい何で誰もいねぇ〜んだよ。

しんべェだけがいないならまだしも乱太郎もいねぇよ。

おいおい何だよ。

そういやお風呂道具がないな。風呂か。

いつもなら待っててくれんのに・・・さっきほとんど無視状態だったから怒ったのか？

いやあれもいつもの事だよな。

じゃなんで・・・いない。

考えててもしゃ〜ないか俺も急いで風呂に入りに行きますかね。

きり丸戸を開ける。

うおぃ・・・なんで乱太郎この寒い中廊下に座ってんだよ。

俺に気づいてるはずなのになんで振り向かない？

やっぱ怒ってんのか？

「あれ？きり丸。小銭数え終わったの？」

・・・おいおい気づいてなかったのかよ。

「あぁ。それよりこの寒いのに何してんだ。こんな所でさ。」

そうだよ。寒いぜ此処。

「ん？雪見てたんだ。」

雪〜？本当だチラホラ降ってる。

ってそんな事より寒いって・・・早く風呂に行こうぜ・・・

「・・・キレイだな・・・」

「きりちゃん？」

俺今何言った？

いや・・・あまりにも雪に見惚れてる乱太郎が雪と月光に映えて綺麗だったからつい・・・。

乱太郎何笑ってんだ。

「本当に綺麗だよね雪。ほら月も今日すごく綺麗だよ。」

・・・うわぁ〜むっちゃ愛しい・・・

「きりちゃん苦しいよ。」

こんなに身体冷やして・・・俺の所為だよな。

「ごめんな。」

「何が？」

笑顔でそんな事聞くのかお前は。

「待たしてさ。」

「何言ってんの。いつもの事じゃない。」

・・・こいつの素直な言葉が一番きついな。

さぁて十分抱きしめたし

「乱太郎風呂に行くか。」

「そうだね。行こうか。しんべェも待ってるだろうしね。」

きり丸と乱太郎二人仲良くお風呂場へ。

これからはもうちょい小銭数えるの早くするか・・・。

終了

あまねさんリクエストありがとうございました。

しかしこれはカップリング風味になっているのか？

このような駄文ですが喜んで頂けたら幸いです。

乱太郎視点と合わせて御覧くださいな。